自分だけの一冊を作ろう!
三原さん:はい、お久しぶりでございます。六畳珈琲の店主、というか管理人?の三原さんです。今まで何やってたんだ、お前?と疑問に思った方はメインブログの『三原氏物語』をご覧ください。
やっとお客様に納得行ける記事が書ける予感がしたので、ブログ再開します!٩( ᐛ )و
コーヒーノートとは?
はい、本日のテーマ。コーヒーノート!忙しい方のために今回もザックリと概要を説明するよ。
コーヒーノートとは、「自分が飲んだコーヒーがどんな味だったか、何を感じたかを思ったままに記録する媒体」を指すよ。今、勝手にアタイが定義した。要はコーヒーを思い出として残して、振り返れたら楽しいからやってみよー!٩( ᐛ )و って感じです。
基本項目(三原の例)
じゃ、実際のコーヒーノートってどんなもんやねん?ってなるじゃないですか。あれでしょ、なんかスプーンで掬って勢いよくすするやつ!テレビで見たことあるよ!
いいえ、あれはカッピングという評価の手法であって、もっと難しいし敷居も高いです。今回は誰でも簡単に始められる記録ということで、三原氏が使っているものを紹介します。
じゃーん!
いかがでしょうか、感じ方は人それぞれ。
なんだ、こんなもんかと思ったら「こんなもんでいいんです!」
私でも出来そう!と感じたら「是非やってみてください!」
えー、なんだか難しそう・・・と悩んだら「今から解説します!!」
解説:
図の左上から行こうかしら。「コーヒーデータ」ってあるわよね。まぁここの命名は自分で上手くつけてください。便宜的にこうしています。
網掛けの濃い部分は必須項目。薄い部分は、割愛してもいいわ。必要そうならば入れてください。
で、網掛けの濃い方、上から行くわ。
シングルかブレンドか。喫茶店でもメニューにあるわよね。ブレンド とか キリマンジャロ、マンデリンと言った名前ですね。まずはブレンドなのかどうかを抑えましょう。シングルだったら、次の項目に生産地を書き込みます。分かる範囲でいいです。「パナマ ラ・エスメラルダ農園 ゲイシャ」とか、そこまでマニアックな情報は判明したら書いておいてください。本当に分かる範囲で結構です。でも分からなくても詳細まで書いておくと、誰かがノートを見た時に解説してくれる時が訪れるかもしれません。
抽出方法:ペーパードリップ、ネルドリップ、サイフォン、エアロプレス、フレンチプレス、エスプレッソ・・・ザッと思い浮かぶだけでもこんなにある。実際に店員さんが淹れているところを見て自分で判断出来るならばメモっておきましょう。分からなければ訊いても良いと思います。チェーン店はマシンで淹れていて、中身がどうなっているのかわかりにくいですよね。分かる範囲でいいです。
焙煎度合:これも難しいですよね。まず全部の段階を知らない。ぶっちゃけて言うと、ロースタリー毎に基準が違ったりします。売り場にある豆のパッケージを参照するか、分からなければ空欄、もしくは店員さんに聞きましょう。一応、何でもかんでも教えてもらうのではなく、ある程度は自分で調べる努力をした上で訊くようにこころがけましょう。店員さんも忙しいのです。。。
次、右隣に移って「コーヒーの風味」ね。ここもタイトルは自分好みで良いと思います。但し、項目は8つ。
香り、酸味、苦味、甘み、クリア、コク、余韻、冷めたとき
それぞれ5段階評価で点数をつけ、隣のレーダーチャートに数値を記入します。
難しく考えなくていいです、自分の感じたままに点数をつけましょう。分かりにくそうな項目だと、
クリア:飲み込んだあとに舌に残る不快感が少ないかどうか。スッキリしているかどうか、と言い換えても良いでしょう。いつまでも嫌なザラつきを感じた場合は低評価で。
コク:なかなか難しい概念です。自分なりに言えば、飲みごたえがあるか・・・だと思うんですが、ちょっとニュアンスが違うような。
一応念のためにググってみました。へぇ。
「コク」は、熟した食べものを口にしたときのような豊かな味わいを指し、酒などの深みのある濃厚さに対してよく使われたものが一般的になったようです。「コク」の表現には、厚み(thickness)、広がり(mouthfulness)、芳醇性(richness)があります。
引用元:
実に曖昧な言葉で、評価が難しいですね。これだけで1記事書けます。てっきり喉を通過する際の良い意味での抵抗感かと思いましたが、違うようです。ここは自分なりに解釈して点数を付けても良さそうな気さえします。テイストで言えば「ボディ」が近いのでしょうが、折角ならばちゃんと理解して点数を付けたいところ。掲載したノートの1ページにアタイ自身はコクを「2」と付けていたけれど、その根拠は一体・・・?
一応今回は味の濃さと定義しておきましょう。詳しいコクの解説は、また別の機会にします(逃げ
余韻:飲み込んだ後に舌に広がる味わいがどのくらい残り、広がるか。そう捉えて良さそうです。
冷めたとき:実は一番重要。冷めると味って変わるんですよ。今日この記事の構想を練りながら飲んでいた、ドトールのブレンドは冷めきると麦茶みたいな味がしました。これはこれで良いのですが、温かいときと比べて評価がガラリと変わることもあるので、面白いです。
はい、点数を付けたらレーダーチャートに記入します。なんだか実験レポートみたいでしょ?
嫌なら割愛してもいいけれど、後で見返した時に図の形だけで味が思い出しやすくなるから便利だよ?
最後、下部。
note: 思ったこと、感じたことをアリのままに書けばいいです。誰かが添削するわけでもないし。電子媒体を使うならば、横に写真も添えておくと振り返りやすいかも。ご自身で工夫して頂いて結構。できるだけ具体的に書きましょう。ここではまだフレーバーホイールは理解していなくても大丈夫です。
用意する道具
コイケケイコ:うーん、ちょっと興味が湧いてきたわ。そうよね、折角美味しいコーヒーを飲んでも写真を撮っただけじゃ、その時の場面は思い出せても味までは思い出せなかったりするもんね。ところで、このログって何を用いて付けていけばいいのかしら?
三原さん:ぶっちゃけ記録として残って、あとで振り返ることが出来ればなんでもいいよ。
例えば完全にノートに手書き、スマホのアプリを活用、レーダーチャートだけエクセルで作って印刷した上でノートに貼って使う、完全に電子媒体で記録・・・自由です!
ご自身の好きなように付けてもらって大丈夫。留意点としては、なるべくいつでも見返せるようにしたいところと、ノートを紛失しないような形で残しておくことかなぁ。
必要なもの:コーヒー、分析・記録しようという心意気と時間
アナログ重視:ノート、ペン数種類、(『Coffee Hunting Note 100 カップログ』)
デジタル派:エクセルなどの表計算ソフト、タブレット端末、スタイラスペン、プリンター、パソコン、スマホなど
解説:三原さんはパソコン(MacBookに標準で入っているNumbers)で作ったものをPDFに出力して、ipadのノートアプリである「good notes」で開き、Apple pencilで手書きという面倒な方法を採っているよ。流石にいつもカフェにパソコンを持ち歩くのは重いし、すぐに開けるのはipadの方が強いからねぇ。それに性格的にスマホは嫌いなんだ。基本的にデジタル派なんで筆記用具は持ち歩いていないのも理由だね。その代わりipadは常に持ち歩いているよ。
自分の気に入るモノを選ぶ
三原さん:ノートは専用の物を用意してもいいし、なんならスケジュール帳の端にメモ書き程度に残しておいても良い。とにかく自分が気に入ったものを選ぶのが大事なんです。先程チラッと触れたけれど市販の物だと『Coffee Hunting Note 100 カップログ』川島良彰 著が使い勝手も良く、解説も丁寧で理解も深まる。なんならこのブログよりも詳しいのでオススメよ。唯一デメリットを挙げるとしたら、100杯までしか記録が出来ないところね。まぁ大概の人は100杯も続かないんだけれど。。
重要なのは、コーヒーを口にした瞬間から5秒以内に記録を付けられるようなものがいいね。
あと、持ち歩いていてときめく物だと尚可。
自分だけのお気に入りの一杯を見つけよう!
しろくもさん:そうは言っても、なかなか書き始めるのが難しいよぉ。けっきょくコクってなんなのさ?コーヒーの風味って言われても「コーヒーはコーヒーの味でしょ?」としか思えなくて・・・。
思ったことを正直に、自分の言葉で書く
三原さん:感じたままに書いてもらえればいいよ。最初の内は「すげぇ苦い」「酸っぱくて苦手だ」とか、そんなもので構わない。何故ならば、書いていく内に自分の好みが分かるようになるからだ。そして表現力もアップしていくはず!何かの果物に似たフレーバーを感じられるようになったら、シメたもんだ。自分だけの表現はコーヒーに限らず、どこかで役に立つ時が来るよ。間違ってもコーヒーに詳しい風を気取って、どのコーヒーにも「柑橘系の果実を思わせるフルーティーな酸味が特徴」ばっかり書くなよ?
コーヒーに正解は無い
をさむ:くそ、何度書いても何杯飲んでも納得の行く一杯が見つからねぇ!今日だけで15杯は飲んだのによぉ!コーヒーは美味いが、傑作と言えるものを見つけるのは楽じゃねえな!
三原さん:15杯・・・?!致死量じゃないの??しかもまだ飲むつもりだろう、せいぜい多くても一日3杯までにしておきなさいよ。あのね、そんなに頑張って至高の一杯を求めなくてもいいんですよ。偶然出会ったコーヒーがめっちゃ美味しかった!そういうのでいいんです。それを気楽に記録していきましょうというのが、今回のテーマでもあります。
それにコーヒーに正解はありません。一応上手く淹れる理論とかはあるけれど、店やバリスタ毎にそれぞれの考え方や工夫、流儀がありますし、もっと言えば「全く同じ味は二度と来ない」です。それを記録しておくのって素敵じゃないですか?ノートの目的として、記録を続けていくことで「こういう味の傾向が好きだなぁ」と気付いてもらうところにあります。だから好みは人それぞれだし、万人にウケる味というのはなかなか無いと思います。
後で振り返ったときに味わいを脳内で再生できるように
バカラス:記録をノートにつけてみたけれど、字が汚くて読めないし全部同じことを書いてあるような気がする・・・。なんかコツとかないの??
三原氏:まぁ気楽に付けろとは言ったけれど。そう、最も重要なのは「後で振り返った時にその味が脳内で再生出来る」ようなノートづくりを目指すことだと思うよ。ただ飲んで「美味しかった。」だけだと、抽象的過ぎて分からないでしょ?あくまでも自分の言葉で、でも見返したときに「あぁ、そうだ!あの時飲んだコーヒーはこんな感じだった!!」って思い出せれば最高。だからコーヒーの味だけじゃなくて、その時誰と一緒にいたか、コーヒーと一緒に何を食べたとか、店の雰囲気やカップの写真なんかを添えておくと思い出しやすくなるかもしれないね。例えば「めちゃくちゃ暑い一日だったけれど、冷房の効いた店内で飲んだ冷たいアイスコーヒーは生き返るようだった。味も苦味を抑えていて、ゴクゴク飲んでしまった。」とメモを残して、写真も撮っておくと記憶にも残りやすいよね。
続けるコツ
ケイコ:そうは言っても、なかなか継続するのは難しいわね。バッグからノートを探している最中にコーヒーは冷めちゃうし、毎日カフェを巡っていたらお金もすぐに無くなっちゃう。それに毎回カフェを下調べするのも時間がかかるし・・・。ちょっとしんどいかも・・・。
頑張らない
三原さん:そんなにストイックに記録していかないくてもいいです!気が向いた時、書きたいときに書く感覚でいいと思いますよ。頑張らないでください!そして難しく考えない!他人に見せるかは自分次第なので。気楽にやりましょう。でも、出来ればノートは思い立ったら5秒で開けるようにしないと、折角の閃きを逃してしまうかもしれませんね。いちいちコンビニでコーヒーを買う度に記録を付けていたら、流石にしんどくなります。好きでやるならば、別にいいんですけど。目安として4分くらいで書き上げるようにしましょう。15分もかかっていたら、くつろぐためにコーヒーを飲みに来ているのに、それこそ記録自体が作業化してしまいます。
インスタの投稿だけでもヨシ!
しろくもさん:ぼくは普段スマホしか持ち歩いていないから、インスタグラムの投稿と記録を兼ねて続けているよー。これならばすぐに振り返ることが出来るし、誰かから「いいね!」が付くと嬉しくなってモチベーションも上がるもんね。これも基本項目さえ抑えればあとは自分なりに工夫して投稿出来るから楽しいよー。でも共感を得るには、自分だけじゃなくて相手にも伝わるような内容にしなくちゃいけないのがむずかしいねー。
シチュエーションにこだわらない
三原さん:まぁアタイみたいにこだわりが強くなってくると、どうしても同じ手法で抽出したものしか記録を付けたくない!みたいになってくるのよね。シングルオリジンで、尚且つペーパードリップ、焙煎はシティロースト・・・ こういった同じ条件で飲み比べがしたいのが本音。でも提供されるコーヒーは特に規格が決まっているわけじゃないし、本気で自信を持って美味い一杯を提供しているから、個人がどうこう言うものじゃない。
なのでアタイの場合はカフェ用と、自分で淹れた用のノートと2冊を用意している。まぁ好きじゃなきゃここまでしないだろう。
今回は入門編なので細かいことは言わないが、マニアックになってくると特定のカフェだけの記録を付けるためのノートなんかを作ったりもするんだよ。何も必ずバリスタが淹れたコーヒーだけの記録、と縛りを設けないでペットボトル飲料からカフェチェーン、インスタントコーヒーと記録は多岐に渡っていいと思う。肝心なのは後で見返した時にちゃんと分かること、これだけね。
推し(至高の一杯)を見つけるまで
軽々しく「推し」なんて言葉を用いたが、アタイは人生で誰かを死ぬほど応援したことがないので、本来の意味とはちょっと離れるかもしれない。自分の中で「この店のこのメニューは自信を持って友人にも推められる」そういったものを見つけてほしいんだ。
アンテナを張る
アンテナを張ろう。美味いコーヒーがどこかで君を待っている。SNSだけじゃなくて、雑誌や口コミ、情報源はなんでもいい。何もコーヒー専門のメディアじゃなくても、たまたま新聞で紹介されていた喫茶店に興味本位で訪ねてみたとか、きっかけは何でもいい。必ず自分の目で確かめ、舌だけではなく全神経を使って味に集中して最高の一杯を探してみてほしい。あまりガチでやると疲れちゃうか。
アタイは過去に小布施町(栗菓子で有名)と神戸の喫茶店を巡り歩いたことがある。コーヒーへの探究心、それだけに動かされていたけれど、とても楽しかった。そうして付けた記録はコーヒーだけでなく旅の思い出の1ページにもなっている。
そういうフィールドワークめいたことが億劫ならば、都内だと表参道にあるKOFFEE MAMEYAさんがオススメだ。白衣の店員が真剣にカウンセリングをしてくれた上で、自分好みの至高の一杯を提供してくれる。一度に3組までしか入れない上に、かなり並ぶ店なのでそれなりの覚悟はしておいてほしい。それでもコーヒーを知り尽くしたプロが迎えてくれるだろう。
最高のコーヒーを目前にノリノリの著者
店のレビューはなるべく見ない
大概カフェを検索するときは、グーグルマップや食べログを参照するでしょう。感覚的な基準ではあるけれど、グーグルマップは投稿数が3桁以上で☆4以上ならばまぁハズレはないと思います。あとはどんなメニューがあるか、くらいは見ても良いと思いますが気をつけてほしいのはレビューを熟読しないことですね。
何故かって、それらを読むことで「ああ、こういう店なんだな」と分かった気になってしまうのですね。実際に行ったわけじゃないのに知った気分になる。そして提供されたコーヒーを飲んで「なるほど、レビュー通りだ」と納得しちゃいけないんです。
コーヒーノートの大事な点に、「自分の言葉で感じたままに書く」ところがあります。それをレビューを読んでしまうと、つい先入観に引っ張られてレビューの丸写しの様になってしまうことが多々あるんですね。これは非常によろしくない。
なので、下調べをするならばメニューと店の場所、そして店の雰囲気程度に留めておいた方が良いと思います。
とにかく褒める
コーヒーの味が分かってくると、通ぶって「焙煎が強すぎる。折角の酸味が台無しだ」などと、ろくに焙煎もしたことが無いくせに何故か上から目線になってしまう人がいます。そうした批判精神を育みすぎると、自称コーヒー評論家(笑)の域から抜け出せません。それにノートを振り返ってもネガティブな批判ばかりで、ちっとも思い出がときめかないものになってしまいます。
なので良い点と改善点は書くとしたら4:1くらいの比率に留めておきましょう。もっと言えば、将来コーヒー関連の仕事に就くつもりが無ければ改善点なんか書かなくていいと思います。店員さんは全力で淹れたものを自信を持って提供しているのですから。
とにかくコーヒーの良かったところを見出しましょう。逆に悪いところばかりが出てくるようならば、そのコーヒーに関しては記録を付けないほうが良いと思います。
三原の至高の一杯
そんな三原さんが今まで記録を付けてきた中で、ここが一番!と思えるものを一つ挙げるとしたら、こちらですね。
アタイとしたことが、当時の記録をどこかに無くしてしまったようだ。探せばあるのだが・・・。記憶を頼りに、至高の一杯の記録を再現してみた。あまりにもインパクトが強かったので、何も見なくても思い出せるのだ。本当に凄いコーヒーはそれを実現させる。
場所は神戸にあるUCCコーヒー博物館に併設されたカフェ。一杯2,000円のゲイシャだ。奮発して飲んでみたが、一切後悔はなかった。心の底からコーヒーで感動したのも、ここ以上のものはまだ見つからない。また飲んでみたいなぁ。
これがアタイが激推のコーヒーでした。
入門編でのゴール
はい、ここまで読んでくださってありがとうございます。これで実際に今日からコーヒーノートを作ってもらえたら嬉しいです。ツイッター(X)でのDMなんかで、「こんな風に書いてみましたよー」なんてシェアしてもらえたら泣いて喜びます。
掲載したノートはあくまでも参考例なので、要点だけ確実に押さえておけばあとは自由にレイアウトを編集してもらって構いません。無理なく、楽しく続けること。
テンプレートはアタイが用意するよりも、作ってみた方が愛着が湧いて楽しいと思います。今すぐ始めたかったら、コーヒーハンティングノートを購入してみてください。
店員に顔を覚えてもらう
いろんな産地の豆が頻繁に新発売されるようなお店だと、行く度に新しい豆と出会えて楽しいです。行きつけの店が出来たら何度も通って常連になり、店員に顔を覚えられるとコーヒーに関して様々な情報が貰えます。(忙しくない時間帯ならば)
美味しい淹れ方のコツや、豆に関するストーリー、新商品入荷の情報など。たまに試飲をさせてくれたりするところもあるので、店員さんと仲良くするのはかなり大事です。(忙しくない時間帯ならば)
買った豆の記録を見せても面白いかもしれませんね。カフェのお仕事は想像以上に忙しいので、店員さんの迷惑にならない程度に訊くのがポイントです。質問のしすぎで会計の列を待たせることの無いように気をつけましょう。
産地を聞いて味が思い浮かぶ
バカラス:やっていく内に、少しずつ振り返ったときにどんな味だったか思い出せるような書き方が分かってきたぞ!それに同じ産地だと味も少し特徴が似ているように感じる。コーヒーも産地が異なると味が大きく変わってくるもんなんだな。新しい発見だぁ!
三原さん:なるほど、かなり考えて記録をとるようになったのね。素晴らしい!そう、この入門編のゴールとして、産地を聞いたら味が思い浮かぶようになって欲しいんだ。そうなると、いずれ紹介する自宅カフェで、友人の相談から最適な豆を選べるようにもなれる。
ここまである程度のヒントを出してきたが、個人の工夫次第でノート作りはどんどん楽しくなるわ!シールを貼ったり、カラフルなペンでデザインを工夫してみても面白い。何よりコーヒーの違いを自分の言葉で説明出来るのは、とても大事だ。
友達と一緒にカフェに行き、記録をつけて見せ合った時に「自分では気づけ無い発見」があるのも楽しいし、敢えて銘柄を隠して飲んでみた上でデータ化し、実際の説明とどのくらい違うのかゲーム感覚で楽しんでみても面白いだろう。
そう、コーヒーは楽しいんだ。
今回はその楽しさを思い出として残す方法として、コーヒーノートに記録をしてみよう!と提案させてもらった。
ちなみにこれはまだ入門編だ。どんどんレベルの高い評価の仕方も今後紹介していくわよ!
٩( ᐛ )و
じゃ、今回はこの辺で。読んでいただき、誠にありがとうございます。
☆=====三原さんが他にやっていること=====☆
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10年以上続く闘病記、本家ブログ『三原氏物語』 雑談メインの日記です。
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